音楽専門学校のメリットとデメリット

音楽専門学校卒業の経歴を持つ僕自身が、卒業後感じた事。

音楽専門学校とは??

・ミュージシャンとしての知識や技術、楽器のプレイヤー育成に特化したスキルを学べる。

・音楽教室が月に単日~数日のレッスンで月額または1レッスン○○円に対し、通常の各種専門学校と同じく

基本的には全日制で週5日間授業が存在する。

・業界で活躍するプロの講師にレッスンを受けられる。

 


 

それでは音楽専門学校のメリットデメリットを書いていきましょう。

 


音楽専門学校の良い所。

  1. 音楽で生きていく!」という志を持つ人が老若男女問わず音楽について深い所まで学べる。
  2. 独学ではなかなか習得できないような高度な音楽理論や演奏技術がプロから学べる。
  3. 四六時中ひたすら「好きなこと」に没頭していられる。
  4. 一般社会とは一味違った生き方を垣間見れる。

音楽専門学校の悪い所。

  1. 学費が高い!
  2. 就職先がない!(莫大な学費を払ったうえ卒業後は自動的にニートになる)
  3. 高度な音楽の知識や演奏技術を得られるが、卒業後の売り方や仕事の取り方についての授業がない。
  4. 音楽を深く学ぶ事でどんどん深みにはまり(場合によっては過度にマイナーなジャンルの音楽をやるようになる=売れない音楽にハマってしまう事がある

それでは各項目について、詳しく書いてみましょう。

良い点①

音楽に年齢や性別は関係ありません!良いものは良い。という実力がモノをいう世界。

一緒に音を出すことにより、楽器を通していろんな人と仲良くなれます。モチロン初心者でも上手くなれるし、仲間も見つけられる所がとてもいいですね。

良い点②

独学で練習する事には限界があります。

学校では「どうしたらよくなるのか?」「どこがダメなのか?」というコツを講師の先生方から教えてもらえるので、しっかりと復習と練習をすれば確実に腕は上達していきます

良い点③

卒業後めでたくプロになれる人を除いて、多くの卒業生はバンド活動と仕事を掛け持っていかないと生活はできません。専門学校時代は、睡眠、食事、アルバイトなどの時間を除いて基本的には大好きな音楽に没頭できます。

こんなに素晴らしい時間は人生でも数えるくらいしかないと思います。

良い点④

講師、先生は皆その筋のプロミュージシャン。

一般的な専門学校の先生とは一味違ったとても個性豊かなファンキーでロックな生き様をとても身近で見れる事はとても良い経験になると思います。

 


 

さて、ここまでは良い点ですね。各学校のプロモーションに沿った内容もあるかもしれませんね。

ではなかなか聞かない悪い点はどうでしょう。

 


 

 

悪い点①

学校では主に広いジャンルの音楽を学べます。また好きなバンドのルーツを探って過去へ遡ったり。

当然自分次第で演奏の幅も広がっていきます。

しかし、ここで注意しなければいけないのが「良い音楽」「高度な演奏技術」=「売れる音楽」では無い事

あくまで例としてですが、例えばJazzやインスト楽曲でとても感動する名曲でも日本の音楽シーンの「売れ線」とはかけ離れています。

広く、深く音楽を知り、追及できる分、マイナーなジャンルの音楽にハマり、そのジャンルばかりメインでやるようになってしまうと、当然売れる事(音楽で食べていく事)とは遠くなってしまいます。

好きなジャンルの良い所をインプットしたら良い部分のテイストを混ぜ、アウトプットに繋げるようにしましょう。

悪い点②

プレイヤーには基本的に一般企業のように安定した就職先はありません。

高い学費を払って、その後バンドマン兼フリーターというのは音楽学校卒にはよくある事です。

悪い点③

今になって思うのは、演奏技術や理論などの授業はたくさんあったけれど、卒業後に「どうしたら音楽で食べていけるか」と言った内容の授業や、オーディションなどの斡旋が全く無かったように思います。

頑張れば、諦めなければ大丈夫!などの精神論ではなく、各生徒がどのようなスタイルのミュージシャンになりたいか?をヒアリングして、それぞれのスタイルに合った活動の仕方を在学中にアドバイスしてもよいのでは。と思います。

悪い点④

学費がとにかく高い!

年間約100万円×2年+入学金 がかかるので、本気で通いたければコツコツ貯金をするか、ご両親に頼み込むかしましょう。

 

僕の学校生活とその後。

僕は某大手楽器メーカー系列の音楽専門学校へ通っていました。

当時の学生生活を振り返ると

楽しかった!の一言です。

好きな事について学び、どんどん知識やスキルを習得し、自分が目に見えて成長していく事がとても楽しかった。

現在まで残る、深い付き合いの友人もできました。

あまり中学、高校生活は学校という空間の退屈さから、お世辞にも「普通に」過ごしていなかった僕が、毎日学校へ行き授業を受ける事に楽しみを覚えたくらいでした。

 

・授業内容は?

僕はギター専攻でしたので、主にエレキギターの演奏技術を学んでいました。

その他、各科共通で譜面の読み書きや音楽理論の授業。

バンド形態でのアンサンブルレッスンは様々なジャンルがあり、インプロヴィゼーションを主体とした血の通った音楽を学べる場でした。

各科の必須科目以外は、数ある授業の中から自分の興味のあるジャンルを得意とする講師の授業を選んで授業を受けたり。はたまた科を越えて、違う楽器やボーカル、DTMのレッスン等ももちろん受けられました。

とにかく学生の間は、興味のある事はなんでも手を付けないと勿体ない!と感じました。

 

卒業後はどうしていた?

僕の場合はバンドでやっていく!という目標があったので、バンドを結成して地元を中心に活動していました。

しかし、当時は在学中からプログレやインストに傾倒していたので、技術は人並み以上に追及していましたが、売り方は少し疎かになっていました。

結局、数年の活動後解散してしまい。その後は一旦音楽の道から離れる事になりましたが、現在また細々と活動をしています。多分僕は一生音楽を辞めることはないと思います。

 

音楽専門学校はこんな人向き。

音楽専門学校はバンドマン育成というより、ややスタジオミュージシャンの養成校と考えてもらえば良いと思います。

多ジャンルに対応できて、即興力に優れたミュージシャンを育成する場所。

また堅実に就職も視野に入れているのであれば、DTMやレコーディングなどのエンジニアリング系のコースに通う事も一つの手だと思います。

プレイヤーより求人や企業に所属しながらの仕事が多いです。

卒業生からのヒトコト。

音楽専門学校に通いたい!音楽で食べていきたい!と思っている人達に僕から言えることは、卒業後にどうなりたいか。自分の未来像をたくさんイメージしてみて、自分に一番合っている学校を選んでもらいたいと思います。

そして在学中はとにかく、毎日の一日一日を大切に。

自分が望めばいくらでも知識とスキルを吸収できる環境に身を置いている強みを生かして、今後の音楽人生に生かせるよう努力しましょう!!

しかし、在学中に脱落してしまう人や卒業後に音楽と関係ない仕事に就かざるを得ない人が圧倒的に多いことも事実です。

それはやはり前者は好きな事に真剣に向き合う事の辛さ後者は仕事の取り方を学校が教えてくれない事が原因だと思います。

もしかしたら前者の方がある意味幸せなのかもしれません。

しかし、夢に向かって頑張りたい!と思うなら、しっかりと卒業後に自分のスタイルに合った活躍できる場所を、在学中からリサーチしておきましょう。

入った学校が良くも悪くも好きな事があって、打ち込めることがある」そんな自分に胸を張って音楽人生をエンジョイしてもらいたいと思います。

 

 

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